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■まだまだ俺の傘も小っちぇーなぁ
今日はまたひとつ今後の人生において大切な事を教えられたような気がする一日だった。
実は数名の方にはお話をしているのですが、今年から昨年まで経営していた会社を他の人に任せ、ずっと夢描いていた仕事に向かうことに決めた。
新しい道に進むには、生半可な気持ちでは進めないと感じ、ずっと続けていた野球やゴルフを一旦辞める決心をしました。
しかしもう10年以上も続けてきたチームを離れる事は、色々な理由を含めそう簡単なことではなかった。
そんな中でも、私が一番に悩み心配していた事は、私を慕って入部してくれた後輩達が常々「先輩が辞める時は僕らも辞める」と言っていたことだった。
もし本当にそうなってしまえば、ただでさえ人数ギリギリのチーム、残ったチームメイトに多大な迷惑を掛ける結果になってしまう事を懸念した私は、どうすれば後輩が辞めずに続けてくれ、円満に退部することが出来るのかを模索していた。
考えた末に私が行き着いた答えはこうだった。
やはり私が誘い、私を慕って入部してくれた後輩達には、きちんと辞める理由を説明し受け入れてもらい、この先も続けてもらえるように説得する事が、私の義務であり責任であると強く感じた。
しかし先ほど、この気持ちを監督に伝えたところ、監督からは私が予想もしえなかった意見が返ってきた。
監督は私の想像通り「君がきちんと理屈を説明してもまず99%後輩は辞めると言うだろうね」と。
ここまでは私も同じ答えを想像していたので驚かなかったのだが、
「学生ならともかく、もう20歳を越えた社会人、例え誘われたことがきっかけで入部したとしても、辞める時にそんなケジメを通すことは無いと思うよ」と言うのだ。
私が誘い入部させたのだから、私が辞める時はきちんとその理由を説明するのが当然だと考えていた私には、どうしても監督のおっしゃることに理解が出来ず「申し訳ありませんが話されている意味が理解できません」と聞き直した。
そんな私に監督は「彼らはね、君を信頼しているからこそ、君が理詰めで話せば話すほど、信頼している人であればあるほど受け入れてついて行こうとしちゃうものなんだよ」と話してくれた。
そう、私が「これこれこういった理由で辞めるけど、君達はどうする?」と聞けば「じゃあ僕も辞める」と答えを出すと言うのである。
だがもしその話をする前に監督が先に後輩達に「今年も頑張ろうな」と聞けば、私が辞める理由を知らない後輩は「はい、今年も頑張ります!」と答えると言うのである。
その話を聞いた時、確かに私もその通りだと感じた。
そのはっきりとした気持ちを確かめた上で「実は先輩は今年で都合が出来辞めることになったんだけどそれでも一緒に頑張ってくれるよな?」と聞けば、少なからずその場では一旦出した答えを覆さないものだよとおっしゃられた。
人は信頼している人に理詰めで言われれば言われるほど「信頼している人が言っているのだから間違いない」と思い同調してしまうものだと。
本当にチームの事を思い、後輩の事を思うのであれば、私が考えていた事は自己満足の世界で、決して筋を通す事やケジメを付ける事ではないのではと教えていただいた。
何でも真直ぐに筋を通し行動をする事が、必ずしも良い結果をもたらすとは限らないという事を教えてもらえた今日は素晴らしい1日だった。
最後に私は監督に深々と頭を下げ心からお礼を言ったところ、監督は私に向かい「君より少しだけ長く生きているだけだよ」と笑いながら申された。
そんな監督の後姿は、今の私の傘などでは到底覆うことができないほど大きなものに感じた。
※文才が無いので、上手く気持ちが伝わらなかったらすみません |
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