TraveLWithDog vol05
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29Autumn 2016text_Harumi Shiwaku最高峰のラグジュアリーSUV 今回の特集「TRIP NORTH ISLAND」は、東京と北海道を往復し、北海道中を広範囲に巡るという旅程。並外れたロングドライブは、12日間で4、500㎞にもおよぶ。この愛犬との長期ロケを、驚くほど快適にサポートしてくれた相棒が、メルセデス・ベンツのSUVシリーズ「GLS」。その走行インプレッションをお届けする。 行程のはじめは、東京から青森への高速道路での移動。高速クルージングは、メルセデスの得意分野のひとつ。アウトバーンで磨かれた、思想と技術力が存分に発揮されていた。移動距離の長さを感じさせない、ストレスフリーのドライブを楽しめる。 北海道でもGLSの実力の高さを見せつけられた。オフロードモードを選ぶと、鹿が飛び出してくるような、未舗装の山道でも安心。自動的にトランスミッションなどを制御してくれる。その走行性を支えるフルタイム四輪駆動システム4MATICが、どんな天候や路面状況下でも、最適なトラクションを発揮する。 スポーツモードを選択すると、車高の高いクルマにありがちな、ふらつきがなくなり、峠道での車体ローリングが少なくなる。おかげで愛犬も車内で振り回されることがなく、車酔いすることがなかった。 大きな車体にもかかわらず、レスポンスにすぐれていて追い抜きは簡単。取り回しが良いこともあって、都会の街中の運転でも非常に使い勝手が良いのも印象的だ。 室内空間はかなり広く、愛犬との旅行に必要なたくさんの荷物も問題なく積め、長期の旅行でも安心。3、500㏄のディーゼルエンジンながら、低燃費なのにも驚かされた。今回の旅は全行程で平均12・7㎞/ℓほどを実現した。 旅人にとって快適なだけでなく、愛犬にもやさしい旅が可能になる、ラグジュアリーなSUVがGLSだ。GLS新型GLSは従来のGLクラスにフェイスリフトを施した刷新したモデル。スポーティでダイナミックな最新のSクラスと、パワフルで野性的なSUVのデザインを組み合わせたエクステリア。3列シートを備え大人7人が乗車できることも特徴。乗車人数や重量にかかわらず、電子制御で車高を一定に保つAIRマティックサスペンションや、急勾配で車速を自動制御するDSRを搭載。贅を尽くした極上インテリアの室内。大人7人がゆったりくつろげ、シート変更でラゲッジ容量は680ℓから最大2300ℓまで調整可能。オフロード走行性能を高めるローレンジギアボックス、センターデフロックを装備。ステアリング等の6つのモードが選べ最適に制御。従来のSUVのイメージをくつがえし、運転者にも愛犬にも心地よいドライブを約束してくれる。このクルマでなければ長期ロケは不可能だったかもしれない。Recommend

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