TraveLWithDog vol06
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25Winter 2016 海外に愛犬を連れて行くには、必要な手続きがいろいろあり、そのつど費用がかかることになる。ハワイへ渡航する手続きの流れに沿って紹介すると、マイクロチップの装着、狂犬病の予防注射を2回、狂犬病の抗体検査。以上が必ずクリアしなければならない前提条件になる。これらの手続きには5カ月ほどかかる。つぎに日本とハワイ州での書類の作成。ペットはハワイに行く時には輸出、帰ってくるときには輸入という形式で書類が必要になる。あとは飛行機での輸送代金。 自分自身で手続きすることも可能だが、ハワイの書類は英語での作成になる。正直なところ、愛犬との海外への旅は、手慣れた会社にサポートしてもらうほうが問題なく進む。渡航や検疫の面倒な手続きを代行してもらうと、気軽にワンちゃんと出かけられる。だいたい1頭につき15万円前後の費用で、サポートしてくれる。 すべての手続きをクリアしたらハワイへのフライト。ただ、愛犬と一緒にハワイに着いて夢が叶っても、そこがゴールではないということは忘れないで欲しい。ワンちゃんと一緒にハワイのリゾートを思う存分楽しんで、いっぱい思い出を作ることが本当のゴールなのだ。 たとえば、ワイキキの北側にあるアラワイ運河。ハワイの愛犬家の定番散歩コースで、早朝と夕方にヤシの並木通りを、ワンちゃんを連れて散策する人たちの姿がある。さわやかな風に吹かれながらの散策は、愛犬連れの旅行者にとっても心地よい。 ゆったりベンチに座って夕日を眺めれば、「こんなに夕日は美しかったのか」とあらためて思えてくる。「一緒に来て本当に良かったね」と、思わず愛犬に語りかける瞬間が訪れる。愛犬とともに価値のある時を送ると、自分の人生観がかわるほどの感動を味わうことができる。ンちゃんと一緒にハワイ旅行に行ける」と聞いて、疑問に思う人は多いだろう。しかし、きちんと手続きすれば意外とハワイに行くのは簡単なのだ。明日すぐに出発というわけにはいかないが、夢のハワイ旅行を愛犬と楽しむことができることを知っている人は少ない。家族の一員でもある愛犬を連れてのハワイ旅行なら、いつも以上に旅の楽しさを満喫できて、愛犬との絆もさらに深まるはず。 ハワイ旅行に行けるとして、まず不安になるのが「飛行機は大丈夫なの?」ということ。ハワイまでの飛行時間は、行きで7時間前後、帰りは9時間ほどになる。基本的にペットは荷物扱いになるので、愛犬は長時間、貨物室でゲージに入れられたままになる。実際にワンちゃんにはストレスがあるが、きちんとしたゲージを使えば問題なくフライトできる。ただ、飛行機に乗せられない犬種もいるので確認が必要。 それでも心配という方には、小型犬限定で「客室持込」という方法もある。キャリーバッグ込みで5㎏未満なら、機内に同乗することができるのだ。この方法なら愛犬とのハワイ旅行のハードルが下がり、安心して出掛けることができる。 愛犬とハワイ旅行に行くとなると、次に考えるのはワンちゃんにかかるお金の問題。実際にいくらかかるのかが気になるところ。TWD 代表取締役社長米国法人 Honolulu Dog Concierge inc.President中村 貴徳氏Takanori Nakamura(株)トラベル・ウィズ・ドッグ[ 検疫に関するお問い合わせ ]ホームページのお問い合わせフォームからお問い合わせください。当フリーペーパーのバックナンバーをホームページからご覧いただけます。QRコードを読み込んでください。http://www.travelwithdog.com/検索トラベル・ウィズ・ドッグ夢にまで見た愛犬とのハワイを思いっきり楽しむワイキキではない、本当のハワイを愛犬とともに。text_Harumi Shiwaku「ワ

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