TraveLWithDog vol07
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1/阿修羅の流れが躍動する奥入瀬渓流沿いに建つ唯一のホテル。せせらぎが聞こえる客室で休み、露天風呂や岩風呂に浸かったら早朝の渓流散策がおすすめ。 2/奥入瀬渓流が最も光輝く朝には渓流沿いのテラスで朝食を。木漏れ日が差し川のせせらぎが響く空間で優雅なひとときを。12Spring 2017別名勝及び天然記念物に指定されている奥入瀬渓流。その奥入瀬渓流沿いに建つ唯一の宿が「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」だ。 一般的な観光で見られる日中の渓流の景色は、1つの表情にすぎず、渓流は、日が沈む時刻や夜ふけ、早朝など時間ごとに表情を変えていく。それらを満喫できるのは、奥入瀬渓流内に泊まれる同ホテルならでは。 「早朝に、朝日の光の筋が渓流に差し込む情景は神秘的で、格別な美しさがあります。渓流沿いはとても静かで、水の流れる音や野鳥のさえずりに耳を澄ませるのもいいし、空気も日中より濃く澄んでいます」(奥入瀬渓流ホテル広報担当)。ペットオーナー用に用意されているのも、窓から渓流を間近に望むことができるお部屋。窓辺でくつろぎながら時間とともに移り変わる渓流の景色をゆっくり楽しむのもいいし、愛犬と一緒に渓流沿いの散策路や渓流に面している中庭を散策するのも、貴重な体験になるだろう。 客室内からだけでなく、温泉からも渓流が望める。4月15日には館内湯がリニューアルオープンし、渓流が眼下に広がる露天風呂・内湯となり、その壮大な風景と八甲田から湧き出る優しい肌触りの猿蔵温泉の混合湯(単純泉)が、心身をよりいっそう癒やしてくれる。また、同ホテルは送迎バスで5分ほどの場所に、名瀑「九重の瀧」を望む混浴露天風呂「八重九重の湯」を持ち、内湯とは異なる野趣に富んだ温泉が旅の気分を盛り上げてくれる。 夕食は、洋食に会席スタイルを取り入れた「西洋膳処 奥入瀬」、青森のりんごを存分に味わう「青森りんごキッチン」が選べる。「西洋膳処 奥入瀬」は、特別個室を予約すれば、愛犬同伴で食事を楽しめる。さらに、雪解けがはじまるころ4月28日から9月30日までは、愛犬オーナーにもおすすめの人気プログラム「渓流テラス朝食」が提供される。早朝の渓流沿いを、愛犬と散歩し、渓流沿いに設けられたテラス席で、トラウトサーモンにトマト、きゅうりなどの野菜、ハーブを使った「渓流タルティーヌ」をいただけば、最高の1日のはじまりとなる。 奥入瀬渓流ホテルでは、「渓流スローライフ」という、新たなリゾートのかたちが体験できる。特星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル HOSHINO RESORTSOIRASETravel with Dogphoto_Hiroyuki Omori2特別名勝・天然記念物内に泊まり、目覚める「渓流スローライフ」という新体験。1青森県十和田市Location

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