TraveLWithDog vol07
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17Spring 2017犬を自由に歩かせるNG!ることが大切です。また、犬にもストレスを与えないように、店舗に入るときは飼い主が抱えるかペットカートに入れて、買い物を楽しむのがスマートです。 最近のサービスエリアにはドッグランが併設されることが多くなったこともあり、ペットOKの店舗や共有スペースも増えてきています。そのような場所であっても、ほかの人に不快感を与えないように行動すペットOKの場所でも抱えるか、カートに入れる本当に愛犬を子供だと思っていたら、マナーは自然と守れるもの④ 入店時のマナーSmart! 「ペットOK」は、ペットを自由に歩かせて良いということではありません。「マナーが守れるのであれば、同伴も良いですよ。」という意味です。リードをつないでいるからと、自由に歩かせるのはマナー違反になってしまいます。犬が商品や商品棚に足をかけたり、商品や店舗の備品を舐めたり、ほかのお客さんに迷惑をかけたりしないよう、飼い主がしっかりと管理しましょう。大事だよ!!気配りがちょっとした 今回、ご紹介したマナーの内容は、すでに実行している飼い主にとっては当たり前のこと。しかし、残念なことに当たり前のことができていない飼い主が多いのが現状です。また、これらの他にもマナーは今回登場したものだけでなく無数にありますが、覚える必要はなく、「もし愛犬が子供だとしたら…」と想像してみると、自然と答えが見えてきます。助手席に座っている人の膝の上に子供を乗せますか? 子供の車酔いに構わずドライブしますか? 子供をサービスエリアで長時間ひとりにしますか? 子供が靴のままベンチに上がっても放っておきますか? すべて「NO」でしょう。 今後、飼い主の〝区別〞が生まれる時代になると思います。区別されるのは「ルール・マナーが守れる飼い主とワンちゃん」と「ルール・マナーが守れない飼い主とワンちゃん」。ルール・マナーが守れる家族には、一緒に行ける場所が増えていき、例えば今回取り上げた星野リゾートのような宿に泊まる旅行もどんどん一緒に行けるようになるでしょう。 残念なことに、日本ではクレジットカードを持ってペットショップにいけば、気軽に誰でも連れて帰ってこられる現状があります。そのため、飼い主が教育を受ける機会が少なく、人間の子供のように初等教育を自然と受けられるシステムもありません。飼い主が率先して学びにいく姿勢も必要です。世の中には、その教育を担うマナー教室などもありますので、それらを利用するものいいでしょう。TWD 代表取締役社長米国法人 Honolulu Dog Concierge inc.President中村 貴徳氏Takanori Nakamura(株)トラベル・ウィズ・ドッグ[ 検疫に関するお問い合わせ ]ホームページのお問い合わせフォームからお問い合わせください。当フリーペーパーのバックナンバーをホームページからご覧いただけます。QRコードを読み込んでください。http://www.travelwithdog.com/検索トラベル・ウィズ・ドッグ「ルール・マナーを守ることで、旅行がさらに楽しくなります!」今回のマナーの案内人

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